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関節(可動性の連結)

Uncategorized Feb 25, 2025

骨と骨とが連結する場所を関節といいます。

関節には「不動性の連結」と「可動性の連結」の2種類があります。

一般に関節というときは「可動性の連結」を持った関節のことを指します。

 

まずは可動性の連結を持った関節の基本構造を確認しましょう。

動きは可動性の連結において起こりますから、この構造を理解していることはとても大切になります。

関節腔(かんせつくう):骨と骨との間の隙間のこと。そこは滑液によって満たされています。

関節包(かんせつほう):関節を囲っている2層構造の袋のこと。外側を繊維膜、内側を滑膜と言います。
    内側のつるりとした滑膜から滑液が分泌されます。
    外側の繊維膜の一部が肥厚して束になると靭帯となっていきます。

関節軟骨(かんせつなんこつ):関節内の骨の表面を覆います。衝撃吸収や摩擦を減らす役割があります。ここには血管がないので、滑液を介して酸素や栄養が送られます。ですので、一度傷かつくとなかなか再生しないという特徴があります。

また、関節内の補助的な構造として靭帯(じんたい)・関節唇(かんせつしん)・関節半月(かんせつはんげつ)・関節円盤(かんせつえんばん)を持つ関節があります。
まずは、基本構造を理解し、補助的構造は関節ごとに確認すると良いでしょう。

そして、通常関節の中の骨の一方は凸で、もう一方は凹の形をしています。
凸の方が関節頭(かんせつとう)で、凹の方が関節窩(かんせつか)と言います。

ただしその形状はさまざまで、その形状が関節の可動性を規定しています。
動きを取り扱う時、筋肉の名前も大事ですが、まずは動かしている関節の形状を知ることがとても大事になります。

関節の形状と動きについては次回見ていきましょう。

まずは、これら可動性の連結では関節包が存在し、その袋の中はぬるぬるした液体に満たされているという意識が大事になります。

人の身体は本来とても動くようにできていて、筋肉や靭帯は動きすぎないようにコントロールをしてくれていると思うと、動きに関する見方が変わるのではないでしょうか。

 

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