からだ改善スタジオ YAPF@オンライン

運動の面と軸

私たちは3次元の世界で生きていますね。

だから身体の運動(動き)を表すときは3つの面と軸を用います。
 

  • 身体を左右に分けるのが「矢状面」(しじょうめん)
  • 身体を前後に分けるのが「前頭面」(ぜんとうめん)もしくは「冠状面」(かんじょうめん)「前額面」(ぜんがくめん)
  • 身体を上下に分けるのが「水平面」(すいへいめん)

前後に分ける面の言い方が、本や解剖学の専門家でも分かれるのがちょっと面倒ですね。

 

そして、それぞれの面に直交する直線が「運動軸」。

  • 矢状面に直行するのが「前頭軸」
  • 前頭面に直行するのが「矢状軸」
  • 水平面に直行するのが「垂直軸」

 となります。

車輪の軸を思い描くと、直交する面と軸の関係がわかりやすいかもしれませんね。

 


もう少し内側からの感じでみてみましょう。

↓矢状面のレントゲン写真ー身体を左右に分けていますね。

軸は前頭軸です。

 

↓前額面のレントゲン写真ー身体を前後に分けています。

軸は矢状軸です。 

↓水平面のレントゲン写真ー身体を上下に分けています。

軸は垂直軸。

 

なんだかややこしく感じるかもしれませんが

ピラティスエクササイズそれぞれがどの面で行われているか。

その時の軸はどこか。

それを考えるクセをつければ、ややこしい用語も自然と身につきますよ。

 

ロールアップは矢状面の動き、軸は前頭軸。


サイドブリッジは前額面の動き、軸は矢状軸


スパインツイストは水平面の動き、軸は垂直軸

 

またエクササイズの中で面が複数使われていることもあります。

クリスクロスは矢状面と水平面の動きですが、すこし前額面の動きも伴います。

 

バランスよく動くためには3面の動きが必要だから。

常に意識することが大切ですね。

 

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