人体の方向を示す用語。
今回は前頭面編です。
前頭面は体を前後に分ける面でしたね。
(同じ意味ですが、前額面と言ったり冠状面と言ったりちょっとややこしい)
前頭面の用語の中で一番使うし、これだけは覚えておかなくてはならない用語は「近位・遠位」です。
脚(下肢)や腕(上肢)で、
といいます。
他に
腕(上肢)では
脚(下肢)では
といいます。
例えば脚で膝関節は足関節より近位に位置しています。
でも膝関節は股関節より遠位に位置しています。
同様に、手首・肘・肩の位置関係も説明できますね。
これは関節だけでなく、脚・腕全体に当てはめて言うこともできます。
「膝関節近位10〜20センチの大腿後面(ふとももの後側)に痛みがある」などと言うと、だいたいの位置がわかりますよね。
ちなみに、タイトルの写真がとっている姿勢のことを解剖学的正位と言います。
正面を向いて手のひらと足の指が前を向いている姿勢。
身体の部位の位置や相互関係を示すときは、この姿勢を基準とします。
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